
注文住宅を検討し始めると、多くの人がまず思い描くのは「天井まで抜ける吹き抜け」や「壁一面の大きな窓」ではないでしょうか。しかし、いざプランを考えてみると、柱や壁を増やさなければ強度が保てない、大きな窓を設けると耐震性が心配…といった構造上の制約にぶつかり、理想と現実のギャップに悩む人は少なくないはずです。
そんな「木造でも開放感のある家を建てたい」という願いを叶えているのが、パナソニックの耐震住宅工法「テクノストラクチャー」です。そして、この工法を東海エリアで数多く手掛けてきたのが、岐阜県土岐市の愛岐木材住建(アイモク)さんです。今回は、アイモクさんが手掛けるテクノストラクチャーの家について、工法の仕組みから実際のモデルハウス見学レポートまでご紹介します。

アイモクさんは、テクノストラクチャーの取扱い実績において東海エリアNo.1という実績を持つ工務店です。全棟において緻密な構造計算を行い、最高等級である耐震等級3を確保しているため、地震に対して非常に強い構造を実現できます。単に「柱を減らして広い空間を作る」だけでなく、安全性の裏付けを1棟ごとにしっかり確認したうえで開放的な間取りを提案してもらえる点は、これから家づくりを検討する人にとって大きな安心材料になるのではないでしょうか。テクノストラクチャーは、いわばアイモクさんが掲げる「完全お客様仕様の家」を構造面から支える技術と言えそうです。

テクノストラクチャーとは、木造軸組み工法をベースにパナソニックが開発した耐震住宅工法です。最大の特長は、梁の部分に「テクノビーム」と呼ばれる、木と鉄を組み合わせた独自の部材を採用していること。木は縦方向の力(柱)には強い一方で、横方向の力(梁)に弱いという性質を持っていますが、テクノビームはその弱点を鉄の強さで補強しています。さらに、構造躯体の接合部には金物接合(ドリフトピン工法)を採用しており、一般的な木造軸組み工法のおよそ3倍もの強度を実現しているとされています。木の温かみやコストメリットを保ちながら、鉄骨住宅に近い強さを両立できる点が、この工法の大きな魅力ではないでしょうか。

「木造なのに、なぜこれほど大きな窓や広いリビングが作れるのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。その答えは、テクノビームの強さにあります。一般的な木造住宅では、広い空間を作ろうとすると強度を保つために柱や耐力壁がどうしても必要になりますが、テクノビームを使うことで柱と柱の間隔(スパン)を大きく広げることができ、柱のない大空間や大開口の窓を設計しやすくなるのです。加えて、通常600mm以上の幅が必要とされる耐力壁も、テクノストラクチャー独自の部材を使うことで300〜450mm程度の幅に抑えられるため、キッチン前面などこれまで壁が必要だった位置を移動させ、より開放的な間取りにすることも可能になります。もちろん、これらはすべて感覚ではなく、1棟ごとの綿密な構造計算によって安全性が裏付けられているからこそ実現できるものです。強い部材と徹底した構造計算、この両輪があるからこそ、テクノストラクチャーは「地震に強い家」と「開放感のある家」を同時に叶えられるのではないでしょうか。

言葉や図面だけでは伝わりにくい空間の広がりを確かめるため、実際に土岐市にあるアイモクさんのテクノストラクチャーモデルハウスへ見学に行ってきました。このモデルハウスは、1階120.07㎡(36.32坪)、2階80.96㎡(24.49坪)、バルコニー8.70㎡(2.63坪)、合計209.73㎡(63.44坪)という規模の住宅です。

玄関を入って感じたのは、柱の少ない開放的な空間が生み出す心地よさでした。天井の高さや窓から差し込む光の入り方、部屋から部屋への視線の抜け方まで、写真で見る以上に開放感のある空間が広がっています。特に印象的だったのは、吹き抜けのある31帖という広々としたLDKです。天井まである大きな窓からたっぷりと光が入り込み、開放感は抜群でした。

これだけの大空間は一般的な木造住宅では実現が難しく、テクノストラクチャーならではの技術があってこそだと感じました。写真や図面だけでは伝わりにくい「空間のスケール感」や「素材の質感」は、実際にその場に立ってみて初めて実感できるものです。開放感のある家づくりに興味のある人は、まずはアイモクさんのモデルハウスに足を運び、実物の空間を体感してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
愛岐木材住建株式会社
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