
UA値やC値といった性能の数値、無垢材や漆喰といった素材の名前は、資料やウェブサイトで確認することができます。けれど、木の手触りや、和紙を通した光のやわらかさ、土壁の質感といった感覚的な部分は、写真や数値だけではなかなか伝わりにくいものです。
家づくりを検討していく中で、この「伝わりにくい部分」をどう確かめるかが、ひとつの課題になってくるかもしれません。実際に素材に触れてみて、その空間の中に身を置いてみることが、判断材料をそっと補ってくれる方法のひとつになりそうです。

紙太材木店さんは、築80年を超える古い倉庫を2003年にリノベーションして、ショールームとして使っています。古い梁や柱はそのまま残されていて、塗り壁や無垢のフロアが、その空間の中にやさしく組み込まれています。
リノベーションをしてから約20年が経過し経年変化した木材と、リノベーションによって新たに加えられた素材が、同じ空間の中に存在していて、自然素材が時間を経てどんなふうに変化していくのかを、実際に目で見て確かめられる場になっています。
ショールームでは薪ストーブがあり2Fまで吹抜けになっています。南面には陽射しがたっぷりと入る大開口の窓があります。倉庫だったこともあり以前は断熱などまったくなかった建物に断熱を行い、人が住めるようにリノベーションしてあるため、例えば古い日本家屋をお持ちで、これからリノベーションを検討される方にはどれぐらい住み心地が良くなるのかを確かめるに参考になるのではないでしょうか?

自然素材の壁や床も20年の時をえてゆっくりとなじみ、経年変化の姿を確かめることもできます。
自然素材についてどのように変化をするのか事前にチェック項目をピックアップ
ショールームを訪れる際は、事前に相談したい内容や、気になっている素材をリストにしておくと、限られた時間をより有効に使いやすくなります。
自然素材で建てあとにどのようなお手入れが必要になるのか、また自然素材はどのように変化するのかなど、建てる前にある程度想定しておけると安心です。

築80年の梁や柱が、リノベーション後の空間にどう残されているか
断熱のなかった倉庫が、手を加えることで気温の管理がどの程度できるようになったか
薪ストーブ周りや2階までの吹抜けの開放感
南面の大開口の窓から入る陽射しの量や明るさ

無垢のフロアの色味や手触りが、20年でどう変化しているか
塗り壁や土壁の質感、ひび割れなどの経年の跡
和紙を通した光のやわらかさ
新しく加えられた素材と、20年経過した素材の見え方の違い

気になる自然素材は、どんなお手入れが必要か
古い日本家屋をリノベーションする場合、どれくらい住み心地が良くなるか
写真や数値だけでは伝わりにくい木の手触りや空気感は、実際にその場に立ってみることで初めて感じられるものです。
これから家づくりを考えている方は、ぜひ一度足を運び、自然素材が時間とともにどう変化していくのかを肌で確かめてみられてはいかがでしょう。10年先の自然素材の変化を知ることは、納得して自然素材を選ぶことができる良い機会になるのではないでしょうか。
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株式会社 紙太材木店
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