
家づくりを考え始めると、多くの方が間取りや設備、外観デザインに目が向きます。
しかし実際には、
「完成したらどんな家になるのだろう」
というイメージを持つことに難しさを感じる方も少なくありません。
平面図を見れば部屋の配置は分かります。
けれども、
・実際にはどのくらいの広さなのか
・建物は敷地の中でどのように見えるのか
・窓からどんな景色が見えるのか
・庭との距離感はどうなのか
・吹き抜けの高さはどのくらいなのか
といった立体的なイメージは、平面図だけではなかなか想像できません。
それがもし家づくりの初期段階から完成後の姿を具体的にイメージできたとしたら、家づくりはもっと進めやすくなるのではないでしょうか。
今回取材したエムズアソシエイツでは、ファーストプランの段階から模型を作成しているとのことでした。
そこで今回は、その取り組みについてレポートします。

今回の取材で驚いたのは、ファーストプランの段階から模型を作成していることでした。
模型は屋根を取り外すことができ、上から1階・2階それぞれの室内を見ることもできます。
図面だけでは分かりにくい
・建物全体の大きさ
・部屋同士のつながり
・窓の位置
・庭との関係性
・外観のバランス
・家の中の動線
などを立体的に確認できます。
特に建物と敷地との関係は、図面だけでは把握しづらい部分です。
模型を見ることで、
「思ったより庭が広い」
「駐車スペースとの距離感が分かる」
「建物の存在感が想像しやすい」
といった発見があります。
家づくりの初期段階で、こうした感覚的な部分を確認できることには大きな価値があります。

平面図を見ている時は、
「なんとなく良さそう」
と思っていたものが、模型になることで印象が変わります。
例えば、
「ここにソファを置こう」
「キッチンから庭が見える」
「子どもがこの動線を通る」
といったように、実際の暮らしをイメージしやすくなるのです。
家づくりは大きな買い物だからこそ、
「思っていたのと違った」
をできるだけ減らしたいもの。
模型は完成後の家を見るためだけではなく、家族が暮らしを想像しながら要望を整理するための道具にもなります。
こうした模型による確認は、本来であれば詳細設計が進んだ後の工程で行われることが多いものです。それをファーストプランの段階で体験できることが、暮らしのイメージを早い時期からつかみやすくしている要因といえそうです。

さらに印象的だったのは、この模型が単に図面を立体化したものではないということです。
エムズアソシエイツでは、ファーストプランを一人で考えるのではなく社内の全設計者で検討しながらブラッシュアップしていくそうです。
その土地の特徴はどうか。
家族構成や暮らし方に合っているか。
庭とのつながりはどうか。
複数の視点から意見を出し合いながら、より良いプランへと磨き上げていきます。
一人の設計者の発想に頼らず、社内の全設計者でプランを検討する体制は、客観的な視点が入りやすく、見落としや偏りを減らすことにつながります。
そして、その検討を重ねたプランを模型として形にすることで、お客様自身も立体的に確認できるようになります。
完成度の高いファーストプランと模型がセットになることで、
「ここをもう少し変えたい」
「このまま進めたい」
といった判断もしやすくなります。
模型は単なる完成予想模型ではなく、お客様と設計者が同じイメージを共有するためのコミュニケーションツールとして活用されていました。

模型があることで、図面だけでは伝わりにくい建物の大きさや庭との距離感、窓から見える景色などを立体的に確認できます。
また、実際に模型を見ながら検討をすることで、
「ここはもう少しこうしたい」
「このまま進めたい」
といった要望も整理しやすくなります。
家づくりは何度もやり直せる買い物ではありません。
だからこそ、初期段階から完成後の暮らしを具体的にイメージできることは、模型付きファーストプランの大きなメリットの一つです。
株式会社エムズアソシエイツ
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